これまでに多くの患者さんとその症状に正面から向き合ってきました。改善に喜ぶ笑顔。痛みに苦悶する顔。
施術が終わった後におもうような結果が出ず、患者さんの目を見て話せなかったような苦い記憶もあります。
結果が出た時も出ないときも、欠かさずに検証しました。今でもそれは変わりません。

・どうやったら改善するのか、
・なぜこうなってしまったのか、
・再発しない為にはどうすれば良いのか、

そんな臨床の中で施術の効果をより高め、また効果の再現性を高めるように思考を重ねてきました。
つまりそれは“人のカラダ”について研究することでした。
改善する人としない人の違いはなにか
怪我を繰り返す人と予防できる人の違いはなにか

また自分の施術においても
改善できた時と出来なかった時の違いはなにか
最善のアプローチだったのか

人の身体は・・・というレベルから、この患者さんの身体は・・・という個体レベルへと思考を発展させていくことで症状に合わせて効果を狙うようなアプローチが可能になると考えています。

施術において大切なのは、分析する能力だと思います。身体の状態把握はもちろん、手技による刺激に対する反応やその反応の持続時間、 行動様式や日常生活における癖など施術以外の時間を想像できるかどうか。施術の効果は分析次第で大きく変化します。
コミュニケーションを大事にし、症状の改善を第一目標に施術に取り組みます。

患者さんには、来院することで希望を持っていただけるような施術をしていきたいと考えています。症状が改善する可能性や予防法など、私が提供できることは手技だけではありません。健康や病気に関する正しい情報、身体に負担を掛けない生活様式や考え方など、症状の改善に必要な要素は本当に多く存在します。そんな細かい要素の一つ一つを客観的に分析して症状の改善に繋げる。これも施術の一部です。

不安と期待を持ってご来院ください。

笹塚トレース整骨院　代表 石垣